第4章 君と居たいだけなんだ〈中原中也〉
『私、ちゅーやに謝る!』
紅葉「嗚呼、謝ってきなんし」
『紅葉、ありがと!相談乗ってくれて!』
紅葉「いいんじゃよ!」
『じゃあね!ちゅーやのとこ行ってくる!』
紅葉「気をつけて行くかえ」
ルアが幹部室を飛び出る。
紅葉「…そろそろ出て来たらどうじゃ?森殿」
森「HAHAHA、やっぱり尾崎君にはバレていたか〜」
紅葉「多分ルアも気づいていたのう」
エリス「リンタロウ〜!どこ行ったの〜?!」
森「おや、妻がお呼びだ、私は帰るね」
紅葉「別に呼んでないんじゃが…」
森「何か言ったかい?」
紅葉「いや、何も言ってないが…」