第2章 最悪なオフ
怪盗キッド専任の刑事さんだったんだ
熱心そうな人だ事…
小五郎「しかしですなぁ奥さん
今夜集まったこの500人を超える客は全員問題の黒真珠を胸に付けているんですよ?しかもたった一つの本物以外は全て精巧に作られた偽物。どれが本物か教えて頂かないと守りようが…」
朋子「精巧に出来ていると言っても所詮模造品。よぉく見定めれば多少数は絞れますわ。中に私が付けているような光沢が鈍くて冴えない物や貴方が付けているような輝き過ぎて安っぽい失敗作も混ざってますので」
私は先程の箱へ目を落とす
付けていないのに気付き私はハンカチを取り出しブラックスターの偽物だと思われる真珠を胸へと付ける
もしかしたら本物かもしれないしハンカチで掴まなきゃね…
モデルで本物の宝石に触れることがあるから少し詳しくて良かったと思える
小五郎「しかしこの群衆を1人1人チェックするってなぁ」
朋子「では、1つとっておきのヒントを…
ブラックスターは60年前祖父を魅了したあのピーコックグリーンの光沢を持つ黒真珠に最も相応しい方にお預けしてあります。偶然にもそれにあたいする人物は500人中たった1人」
誰なんだろ?朋子さんが1番相応しい人なんだと思うけどそれじゃ簡単すぎるかな
小五郎「宝石が似合うとなるとやっぱり女性に…」
朋子「あら〜、貴方もお似合いですわよ毛利さん」
?「やっぱり毛利さんだ」
毛利さんへ話しかけてくる人がこちらへ歩いてくる
?「いや〜お久しぶりです。何時ぞやは大変お世話になりました」
誰だろ?この人は…
私はこの場に居ても邪魔そうだし離れようかしら
何杯目になるかわからないグラスを取り園子ちゃんの方へ向かう事にした
園子ちゃんの隣にいる男性は綾子さんの婚約者の雄三さんだったかな?
毛利さんに先程話しかけてきた男性が私に目を向けて喋りかけてくる
?「おや、貴方は一ノ瀬唯吹さんじゃありませんか?」
『え、そうですが…貴方は?』
?「私は籏本 祥二と申します」
『籏本って籏本グループの…』
籏本「はい、そうです
今夜の料理は私が考案してましてね」
『だから、美味しいんですね。お酒が進みます』
籏本「いや〜こんなお綺麗な方に言われて嬉しい限りですなぁ」
?「祥二さんよかったじゃねぇか
こんな美人に言われて料理が泣かなくて済んだな」
