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月夜に現れる貴方【まじっく快斗R18】【コナン】

第7章 ストーカー



『な、何で警察呼ぶ必要あるの…?どこか荒らされてたの?』

マネ「唯吹が見る必要ないよ」

『見る必要ないって何…?』

マネ「ほら、車行こ?」

私の言葉を無視して警察に連絡をする。
気になり、私はヒールを脱がずに自分の部屋へ入って行く
引き止める声が後ろから聞こえるが、お構い無しにズカズカと入って行く。トイレ、お風呂場、リビングを見ても何もされていない。電気がついているだけ。後は…寝室だけだ。

恐る恐る寝室の扉を開けるとベットの上、一面にアイビーが散らばっていた。クローゼットから出された私の下着と服が床に落ちている。カーテンは何かで切りつけたのか破けている。壁には隠し撮りされた私の写真が埋め尽くされていたのだ。

『な、何よこれ…っ!』

昔から隠し撮りを事務所に送られてきたり、後をつけられたりはあったが、マンションに入られたのは初めての事だった。

寝室に立ち尽くしているとマネージャーが警察への連絡を終えたのか隣に立ち、肩を抱き締めてきた。

マネ「警察すぐ来てくれるから、大丈夫。車行こ」

『っ…!!わ、私…』

気付かないうちに震えていると
それに気付いたマネージャーが抱き締めて、背中をさすってくれる。

マネ「大丈夫だよ。僕が今傍にいるでしょ?」

『うん、うん…っ!』

抱き締められた安心感で目から涙が溢れ出てくる。

『ごめんっ…!』

マネ「何で謝ってるの?大丈夫だよ
もう少しで警察来てくれるし、大丈夫だから。ね?」

泣いてるせいで声が出ない。
精一杯、マネージャーの言葉に頷く事しかできない

数分間、泣き続けていると私の部屋のインターフォンが鳴る
ビクつくとそれに気付いたマネージャーが「見てくる」と言い、寝室を出ていく

マネ「警察だったよ。もう安心だから大丈夫」

『ありがとう…』

微笑みながら私の頭を撫でてくれる。
警官も来てくれる安心感に浸っていると、またインターフォンが鳴った。2人で一緒に玄関まで行くと、数名の警官が立っている。
マネージャーが私の前に出て警官達を相手してくれる。
数名の警官はマネージャーと共に寝室に行き、私は玄関で待っている。女性警官と一緒に

「もう大丈夫ですからね」

『ありがとうございます…
見に行かなくてもいいんですか…?』

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