第6章 彼女
一ノ瀬「快斗く、ん…腕に力はいんないよっ」
唯吹さんの腕が少し震えてるのがわかる
彼女と俺を逆にし、押し倒す。
一ノ瀬「快斗くん…」
『そんな顔して俺の名前呼ぶんじゃねーよ…
止めれなくなんだろ。』
一ノ瀬「止めないで、もっと快斗くんが欲しい」
その言葉に抑えてた理性が一気にぶっ飛んだ。
無我夢中で彼女を求める。唯吹さんの膝が俺の硬くなっている部分に当たる。ビクついたが隠すように更に激しく求める。
すると、彼女の手が首、胸、腹へと下へとなぞっていき、俺のに触れる。
『ちょっ…唯吹さんっ』
一ノ瀬「やだ…?」
『俺本当に抑えれなくなる…っ』
一ノ瀬「あー、もう可愛すぎるよ!」
彼女の柔らかい胸に押し付けられ、抱き締められた。
『む、胸がっ』
胸柔らかすぎんだろ!クソ触りてぇ…!
一ノ瀬「快斗くん好きだよ…」
『え…?』
今好きって言ったよな…?俺の事をっ!!
『唯吹さん、それって本当か…?』
返事を待つが返事が一向に返ってこない。
その代わりに規則正しい呼吸音が聞こえてくる
顔を上げると目を閉じて眠っていた
う、嘘だろ?このタイミングで普通寝るか!?
酔っ払って冗談とかか?わっかんねぇ…
『はぁ…』
溜め息を零して、立ち上がる
考えても埒あかねぇし考えんのやめるかぁ。
彼女の方を見ると起きてる時とは違って幼い顔をして眠っている
あーぁ…可愛い顔なんかして寝ちゃってよ。
風邪引かれたら困るし、寝室まで運んでやるか
彼女をお姫様抱っこをして寝室まで向かう。
寝室が分からなかった為少し時間がかかってしまった。
彼女をベットに下ろし、毛布をかける。
帰ろうと寝室を出ようと腰をあげようとすると手が俺の手を握って離さない。
俺帰れねぇ上にここで一緒に寝ろって事か…?
好きと言われた事もあり、起きた時どんな態度をすればいいのかわからない。