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月夜に現れる貴方【まじっく快斗R18】【コナン】

第6章 彼女


数分歩くとマンションの玄関に着く。

『無事に送れたし俺帰るな』

名残惜しいが帰らないと死ぬ気がする為帰ることにする。
またね、唯吹さんと手を挙げ帰ろうとした時
この間と同じ様に腕を掴まえられる

一ノ瀬「まだ一緒に居たいって言ったら快斗くんは嫌かな。」

酔っているせいで彼女の頬は赤く染め上がって、目が潤んで色っぽい。それに加えて上目遣いときた。

『っ!今どんな顔してるかわかってそれ言ってる?』

一ノ瀬「え?」

『酔ってるせいかわかんねーけどよ。顔赤くして、上目遣いして言われたら断らねぇよ…』

一ノ瀬「そ、そんな顔してた?」

『してたぜ?ほら、まだ居てーんだろ?早く入ろうぜ』

俺、死ぬな…

彼女の腕を引っ張り進んで行く。
玄関をあけてもらい、エレベーターに乗り込む

『何階?』

一ノ瀬「最上階…」

『階数もすげぇな』

腕を離すタイミングを完全に逃してしまい
エレベーターからおりても腕を握ったままだ。
彼女の部屋の前で、足が止まる。彼女は鍵を鞄から取り出し玄関の扉をあけて、入っていく。
靴を脱ごうと屈むが中々ヒールのストラップが取れないでいる。

一ノ瀬「んー、取れない…」

『ほら座ってみん』

何だこの体勢…エロいな。

一ノ瀬「快斗くん王子様みたい!」

『脱がせる王子様なんかいるか?』

一ノ瀬「いるよ、目の前に」

また、この人は恥ずかしげもなく言えるな…

『何か唯吹さん酔ってるから俺の調子狂う!』

一ノ瀬「酔ってないし!!」

『あー、はいはい。酔ってねぇーな』

一ノ瀬「もー!思ってないでしょ?」

急に彼女が立ち上がり、顔が近付く。

…っ!さすがにやばい。

『思ってるって!早くリビング行こうぜ?』

一ノ瀬「思ってないくせに。」

リビングまで行くと彼女はソファーにダイブする

一ノ瀬「気持ちいい…」

『そのまま寝たら大変だぜ?』

心配しながらも部屋を見渡すと壁に押し花が部屋に飾られてるのが目に入る。

あの花って俺がやったやつか…?

一ノ瀬「いいでしょ〜。貰った花押し花にして部屋に飾っちゃった!可愛くない?」

『本当に大切にしてたんだな』

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