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月夜に現れる貴方【まじっく快斗R18】【コナン】

第6章 彼女


一ノ瀬「撮ってる時生徒の子達と喋っててもいいよね?」

「いいよいいよ〜。その為に学校で撮影してるんだしね」

一ノ瀬「また目合っちゃったね、黒羽くん」

『何で俺の名前!』

つーか、また目合っちゃったねって…この間の事も覚えてんのかよ。

一ノ瀬「さっき紺野先生が名前呼んだら君が立ったから」

『なるほどねぇ』

青子「快斗ずるい!青子も唯吹さんと話したい!」

『お前なぁ!』

一ノ瀬「青子ちゃんこの間ありがとうね
職員玄関の事を教えてくれて」

青子「い、いいえ!覚えててくれたんですね!」

一ノ瀬「そりゃ勿論!あんな怪しい行動してたのに優しく声かけてくれた女の子の事を忘れるわけないよ」

その時俺も青子の後ろに居たんだけどさすがに忘れてるか。

青子「唯吹さんにそんな事言われて嬉しいです!」

一ノ瀬「さん付けじゃなくても大丈夫だよ
好きなように呼んで?」

青子「唯吹ちゃん!って呼んでも…」

こいつさっきまで緊張してたのにいつも通りじゃねぇか…!

一ノ瀬「是非!」

青子「きゃぁ!可愛い!私中森 青子です!」

一ノ瀬「中森って…お父さん警部とかしてる?」

青子「何で知ってるんですか!?」

一ノ瀬「前に中森警部とパーティーで会ってね
怪盗キッド捕まえるためにそのパーティーに居たみたいで
そこで顔を少し合わせたくらいで」

鈴木財閥のだな。
あん時のお姉さんのドレス姿、楚々られたんだよな。
すげぇ身体のラインわかって丈がミニだったしな!

少しニヤニヤする顔を隠しながらあの時の事を思い出しているとカメラマンが彼氏役に俺を選んできた

『え!俺?!』

「快斗ずりぃ!!」「俺も唯吹ちゃんの彼氏役してぇ!」と周りから聞こえてくる

「彼氏役って言っても手だけだから!顔は写らないから安心してくれ」

一ノ瀬「嫌なら断っても大丈夫だよ?」

この人は無意識なのか男心を擽る上目遣いで言ってくる

そんな顔で言われたら断れるわけねぇよ

『手だけなら』

ありがとうと言ってくる彼女は笑顔を俺に見せくる

雑誌、ネットで見た時も可愛いって思ってたけど
やっぱり生は別格で可愛いな、この人…

「彼女に接するようにしてみてくれ」

『え、あっはい』
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