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月夜に現れる貴方【まじっく快斗R18】【コナン】

第2章 最悪なオフ


『園子ちゃん合言葉何にする?』

園子「ん〜…そうだなぁ」

園子ちゃんはどうしようか悩んでいる
この状況で不謹慎かもしれないけど

『私が怪盗って言ったら園子ちゃん1412号って答えるのはどう?
不謹慎かもしれないけど…』

そう言い終わると園子ちゃんは私の両手を握り
それいい!!と答えてくれた

『なら、決まりね』

横を見ると蘭ちゃんとコナンくんも決まったようだった
その時いきなり会場が暗くなる
会場はいきなりの事にざわめきだすと一緒に笑い声が響いた
笑い声が聞こえる方を見ると煙が漂いスポットライトが向く
その方を見るとそこには全身白のシルクハット、タキシード、マントを着用している人がいた。
顔は隠れて見えないがモノクルを付けいているようだ

あれが怪盗キッド…?

キッド「フフ…合言葉なんて無駄ですよ
既にブラックスターは私の手の中だ」

『嘘…』

朋子「おやおや、困った泥棒さんだ事
ああいうイタズラ坊主にはお仕置してあげなくっちゃ」

朋子さんは冷静に言うと手に拳銃を持ち、拳銃を怪盗キッドへ向け発砲した

『と、朋子さん!!』

数発撃つと怪盗キッドに弾が命中し倒れ落ちる

園子「ママ!」

テーブルに怪盗キッドの死体があり会場のお客さん達はそれ見て悲鳴をこぼす

中森「あんたなんて事を…」

朋子「心配ご無用ですわ警部さん
だって彼はまだ生きてますもの」

『え?生きてるって…』

怪盗キッドの死体があるテーブルの方を見ると立ち上がって笑っていた

朋子「うちのガードマンがテーブルクロスで彼を受け止めたんです。このモデルガンで撃たれたフリをした彼をね。
そう、彼はこの余興の為に私が雇った天才マジシャン真田一三くんですわ」

真田一三さんと紹介された彼はシルクハットを手に取り顔をこちらに向けてくる

朋子「皆様、怪盗キッドがあわれな末路を演じてくれた彼に盛大な拍手を!」

『び、びっくりした…』

私は小声でそう呟く

籏本「ふ〜ん、なるほどぉ。怪盗キッドはマジックの名手
まさに適役って訳か」

真田「確かに彼も私も人の目を欺く芸術家ですが」

真田さんはマントとモノクルを取りそう話す

目を欺く芸術家か…
なら目を欺く芸術家を追っている探偵は?

『批評家ってところか…』

小声で言ったつもりがコナンくんには聞こえていたみたいで私の方を驚いたように見た
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