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呪術廻戦 〜生きた証 後編 〜

第6章 好きな人。


ーーーあの日、を見つけ出した日から、僕の中で何かが変わったんだ。


人里離れた山奥の小さな家で、縁側に座り遠くを眺めているの姿があまりに儚く、今にも消えてしまいそうに見えて。

親友に託されたからではなく、僕自身が彼女を守りたい、そう思った。



呪術師である以上、この先も辛く苦しい事は嫌でも降りかかってくる。
だから僕が側にいる時ぐらいはせめて笑っていて欲しい、そんな風に思うようになっていた。


傑は今の僕を見て、呆れて笑うだろうか?


ーーーそれとも、傑。
お前も俺と同じ気持ちだったのか?









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