• テキストサイズ

朝凪のくちづけ【R18】

第10章 終章 わたしの心の青海原



ただただもう受け入れるしかなかった。
するとそのうち単純に、私の内部を往復する動きに変化した。


ぱちゅんっぱちゅンパチュンパチュんっ。


恥毛まで濡れそぼった私の湿りを叩く音がする。
今度はズンズン打ち込まれる抽挿。
甘い苦痛の入り交じった嬌声が止まらない。


「あっ…っ…っあっ…ンんっ……ダメっも…変、になっちゃ…んぁっや」

「変じゃ、ねぇだろ? 見たことない、ドロドロん顔しやがって。 ちゃんと…言えよ。 いつもみたいに」


そしてこんな時にも言葉を求めてくる。

一旦は彼のくびれを引っ掛けて、浅い入り口へと戻る熱。
刹那、離れるのが惜しいとでもいうように、たて続けな拡張が体を貫いてくる。

これまで無いほどに。
……全身でタクマさんを感じて悦びの喘ぎが絞り出された。


「だっ…変…っ…あン…好きっ…き、気持ち…っいいッっ…感じ…過ぎ、て! ぁっあっ、アんん!」


「っいい…反応。 こんナカもな…そろそろ、オレも」


開かれた入り口。
彼の根元の下腹が強く押し付けられる。
塊がぐうっと膣内いっぱいに膨んで、気を失いそうになった。

永遠にでも続きそうに思えるそれは、地獄のようでもあり天国のようでもあり。

目を開けても閉じても見えるのはバチバチと瞬く光だけ。
結合をピッタリと深いまま。
小さく声を洩らした彼が、ようやくに動きを止めた。



/ 159ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp