乙女のしとやかさ【宇髄天元】【鬼滅の刃】R18♡あり
第8章 芽生え
伊黒「何をにやついているんだ」
宇髄「お!!!!!急に話しかけんな!
びっくりしただろーが!!!」
伊黒「だいたい俺は初めからここにいた。
そもそもお前はまだ自分の担当競技じゃないだろう。何故ここにいる」
宇髄「まぁ、そうだな~~、頑張ってる生徒達を派手に応援してやろうと思ってな!!」
伊黒「ふん、俺はその答えを信用しない。
だいたい毎年お前は職員室で涼んでいただろう。 」
宇髄「ったく、相変わらずネチネチ言うねぇ。 おっと、そんなことより甘露寺が今日体育祭見に来てるらしいぜ」
伊黒「っ、何故お前がその事をしっている」
宇髄「たまたま見かけただけだ。
はやく甘露寺を探してこいよっ」
伊黒「っ、分かった。
くれぐれも変なことを考えるなよ」
宇髄「分かった、分かった」
ももに、夢中になりすぎて伊黒がいることに気が付かなった。ニヤけてるところまで見られたし。
なんとか、甘露寺を引き出すことで話を逸らすことに成功した。
まぁ、見られたのが生徒じゃなくて良かったわ。変人扱いされるだろうしな。
放送「次は、借り物競争です !!!!
参加する生徒と先生は位置に着いてください!!!!」
もも (次は、借り物競技か!ついに先生も参加するようだ。生徒達も盛り上がってる。誰先生が参加するんだろ、、、、。)
生徒「カナエせんせーーーい!!!、
頑張ってくださ~~い!!」
声の先に目をやる。
あっ!あの先生は初日に見た美人の先生だ。
相変わらずお美しい!!!
あの先生も参加するんだなぁ、、、。
生徒「うずいせんせーーーーい!!!
こっち向いてぇーーーー!!!」
声の先に目をやる。
あっ!宇髄先生もでるんだ。
長いサラサラの銀糸のような髪を
ポニーテールにしている。
風に揺れる度に太陽の光が反射してきらきら
輝いている。
綺麗だなぁ………
ぼーっと宇髄先生のことを眺めていたら、
ふと、宇髄先生と目が合った。
彼は私にニコッと笑いかけて、また元の方を眺めた。
心臓がドキッとした。
今、私の事見てニコッてしたんだよね??
宇髄先生の行動には、正直戸惑う。
何を考えてるか分からない。
でも、嫌じゃない 。
きっと、ただ驚いただけなんだ。
今までに居ないタイプの人だから……