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乙女のしとやかさ【宇髄天元】【鬼滅の刃】R18♡あり

第8章 芽生え


放送「位置について、よーーい、ドン!!!」

合図があって一斉にお題箱に向かって走り出す。 お題箱に手を突っ込んで俺は1枚の紙切れを取り出した。

お題 (気になる人)

俺は派手についてる。
こんなに沢山あるお題箱から、これをドンピシャで引き当てた。心はもう決まってる。

宇髄「お題!!!気になる人!!!!

あっ!!!いた!!!! はたけ!!」






位置についての合図があって、先生含めた競技参加者が一斉にお題箱に向かって走り出した。
宇髄先生の足の速いこと!!生徒たちに遠慮することなくぶっちぎりでお題箱にたどり着いた。 箱から1枚お題箱を引いたようだ。
周りがうるさくて何を言ってるか分からないが宇髄先生が大きな口で何か言っている。 お題を読みあげているのだろう。
その様子をぼーっと眺めていたら、宇髄先生かこちらに向かって物凄いスピードで走ってきた。


もも (えっ?!)

宇髄「はたけ !一緒に来てもらうぜ!!!」


もも「えっ??うわぁーー!!!」


一瞬体がふわっと浮いたと思ったら、なんと宇髄先生に片腕で小脇に抱えられていた。

もも 「っちょ、、!!何してんですか??!!! 恥ずかしいから下ろしてくださいっ!!!」


宇髄「うっせぇ、だまっとけ!
こうした方が速くゴール出来んだ。悪ぃが、いくぞはたけ !!!」


もも 「ひぇーーーーー、落ちる落ちるよぉ!!!!!」

宇髄「大丈夫だ!!! 派手に安心しとけ!!」


宇髄先生は私を小脇に抱えたまま、軽快に走り出した。 走る速度の速いこと速いこと。
あっという間にゴールにたどり着いた。もちろんぶっちぎりの1位だ。


宇髄「よっしゃ!!ぶっちぎりの1位だぜ!! はたけ ありがとうなっ!!」

そういって私の頭をくしゃくしゃと撫でた。
恥ずかしさで顔から火がふきでそうだ。
私は、気になったことを聞いてみた。

もも 「宇髄先生、お題って何だったんですか??」

宇髄「ん?? それは………ヒ・ミ・ツ。」

もも「えっ??? !!!!
なんですか秘密って!! 気になるじゃないですか!!!」

宇髄「まぁ、おいおい教えてやるから。
地味に待ってろよ??」


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