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乙女のしとやかさ【宇髄天元】【鬼滅の刃】R18♡あり

第8章 芽生え


放送「次は、大縄です。位置に着いてください!」



私は筍組の生徒がいるところへ走って向かった。


我妻「あっ!はたけ せんせーーい♡
来てくれたの~ぉ??」

生徒達「先生も一緒に跳ぼうよ!!」

もも 「ごめんね! 先生は数える係だから一緒には跳べないの、でも精一杯応援するね!!!」

伊之助「ハハっ!俺様が居るから大丈夫だ!! 着いてこい子分共!!!」

生徒たち「おーーーーーー!!!!」


放送「では!!位置についてよーいドン!!!!」



生徒たち・ もも

「いち!に!さん!よん! ご!
ろく!…………

ガンバレ!!ファイト!!

まだ時間あるよ!!!!

…………………














今までの体育祭なら、俺は自分が担当する競技までは特に学級も持ってない故、暑いから職員室で涼んでいた。 他の教職員もだいたいそんな感じだ。

でも今回は違う。

なんてったってもも
が居るからに他ならない。
毎年実習生は体育祭の雑用に駆り出される。
俺はアイツの勇姿を少しでも目に焼き付けておきたかった。
それに、優しくて、見た目もムカつくぐらい可愛いアイツのことだから変な虫がつかないよう見張っていないと気が済まない。




目線の先にはもも と筍組の生徒たち。
大縄で派手に盛り上がってる。
生徒たちが沢山跳べると花のような笑顔を咲かせ、縄に引っかかってしまうと生徒と一緒に悲しむ。

その一喜一憂し、表情をころころ変える様子が可愛い。
俺は自然と顔がほころんでいた。

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