乙女のしとやかさ【宇髄天元】【鬼滅の刃】R18♡あり
第7章 夢に向かって
コンコン
もも 「失礼しますってえぇ~~~~??!!」
美術室に入ってみるとなんとそこには大穴があいているではないか。
どう見ても何かに爆破されたような、そんな損傷具合だ。
もも 「う、宇髄先生!!
ここ壁に大穴あいてますけど何があったんですか~~~!!!」
宇髄「あ? それねぇ。俺が創作活動の為に
ダイナマイトで爆破したんだわ。
修理しようかとも思ったんだが、何気に風景のデッサンの時とか、ここから景色が見えていいからそのままになってる。
派手な教室でいいだろ!なっ」
宇髄先生がまるで少年のように、ニカッと笑う。
もも「はっはい、派手でいいと思います。」
教室をダイナマイトで爆破って何考えてんだこの先生は、、、。
いくらキラキラスマイルを見せつけられても、爆破自体は納得できない。
この先生とは余り関わらないようにしよう。
授業開始5分前になり、生徒達が続々と美術室へやってきた。私も邪魔にならないように、まずは教室の端の方に身を置くことにした。
キーンコーンカーンコーン(チャイム)
宇髄「はいっ、号令」
生徒「起立、気をつけ、礼!
お願いします!!!」
宇髄「今日だが、前に予告したとおり2人ペアになってもらいお互いの似顔絵を描いてもらう。いいな??
ペアがいないやつは、、、、いないな。
じゃあ早速作業を始めてくれ。」
生徒達は宇髄先生の指示に従ってペアになって似顔絵を描き始めた。
顔だけを描いている子もいれば、肩から上を描いている子もいる。
宇髄先生はというと
宇髄「どの角度から描いてもいいが、見たまんまに描けよ~」
宇髄「この部分が影になってるだろ?
だから、こっちよりも少し色を暗くしてみたらどうだ?」
宇髄「おっ、なかなかいいねぇ~」
宇髄「ここの部分が少し惜しいな、
ちょっと貸してみ?、こんな感じでやってみ」
女子生徒「うずせ~ん!先生イケメンだから、うちら先生のこと描いていい??」
宇髄「はぁ? どんな理由だよ笑
お前らペア組んでんだから、俺のことは描かなくていーの。」
女子生徒「えーー、ケチ!!」
宇髄「へいへい、ほらっ、いいから描け。
居残りさせるぞー」