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乙女のしとやかさ【宇髄天元】【鬼滅の刃】R18♡あり

第7章 夢に向かって


美術の宇髄先生かぁ、どんな先生だろう、、
朝に見たあの美人の女の先生かなぁ。
どんな先生にしても、失礼のないようにしなくちゃ。


美術室の扉の前についた。
宇髄先生、これが初対面。緊張するなぁ、、


コンコン




シーーーーン

あれ?? 誰もいない、少し早かった
かなぁ、、







「おい」

背後から急に低い声で言われて思わず、
ビックリしてしまった。

恐る恐る後ろを振り返ると、
あのパーカー大柄バイク先生が立っていた。
近くで見るとやっぱり背が高くて、見上げる形になるから首が痛い。

光に透けるような綺麗な銀色の髪に、お洒落な額当てを付けている。
この先生、職員室で見た時は遠くに居てよく分からなかったけど、凄く綺麗な顔立ちをしている。学校の全生徒を虜にするだろう……


「おい!そこで何してんだ?」

いけない、、、ついつい綺麗な顔だったから
見つめてしまった。


もも 「えっと、美術の宇髄先生を探していまして、、、ご存知ないですか?」


宇髄「それ俺だけど」


もも 「はい??
……えっと宇髄先生ですか??」

宇髄 「あぁ、俺が美術を担当してる宇髄天元だけど??」




えーーーーー!
この人が美術の先生??!!
全然っ想像がつかない。
筋骨隆々で、パーカー着てるし、どちらかと言えば体育の先生とばかり思っていた。
意外だ、、、


宇髄「おい、で、なんの用だよ」

もも 「すいません!!
あの三限の美術の授業を見学させて頂きたくて、お願いできませんか??」

宇髄「別にいいけど。」

もも「ありがとうございます!!」

宇髄 「へいへい。
てか、お前職員室の時から俺の顔、派手にガン見してたなぁ、、、。俺の顔になんか付いてるか??ん??」



まずい、、、。やっぱり気付かれます
よねぇ。 でも、不審者だと思ったとか失礼な事は言えないし…、 顔が綺麗で見つめちゃいました、とかも変に思われるし…。
どうにかしてごまかすしか、、、、。
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