乙女のしとやかさ【宇髄天元】【鬼滅の刃】R18♡あり
第7章 夢に向かって
授業後に先生に質問しに行くなんて、なんて勉強熱心な学生だろう。煉獄先生も生徒の質問に丁寧に答えている。
玄弥「理解できました!ありがとうございます!!」
煉獄「うむ、いつでも聞くといい!!」
その生徒は清々しい顔をして、自分の席に戻って行った。
納得できたみたいだ。
もも 「煉獄先生、今の生徒は?」
煉獄「彼か、彼は玄弥と言って射撃部で活躍している生徒だ!
見た目は怖い感じだが、勉強熱心で心の優しい生徒だ!!
それと、この学園で数学の教員をしている不死川実弥の弟だ!!」
もも「えっ!!先生の弟さんがいるんですか!!
正直ビックリしました。とても仲のいいご兄弟なんですね!」
煉獄「彼ら兄弟は仲が良くてな!!ついでに言うと俺の弟も中学部にいる! いや、それより授業見学はどうだったか??」
もも 「はい!とても勉強になりました!授業作りの際には活かしたい学びがありました!」
煉獄「うむ、それなら良かった。
実習生の前で授業をするのは少し緊張するが、教える立場として自分の授業を他の人に見てもらうことは大切だ!! 君も教員になったら自信を持って授業を人に見せられるよう心がけるといい!!」
もも「はい!肝に銘じます!
あの、この後はどうしたら、、、」
煉獄「そうだな、、、。
4限は2週目からの授業について君と相談したいから時間を取ろう!!
3限はそうだな、、、宇髄が担当する美術の授業を見に行ったらどうだろうか?4階の美術室に行くといい!! 」
もも 「美術ですね!社会科とはまた違った発見があるかも知れません。見学してきます!!」
煉獄「いい勉強になるだろう!
では、四限にまた!」
もも 「はい、四限にまた!」
副教科の授業見学か、なんだかワクワクする。 美術は中学の時以来、授業を受けたことないからどんな勉強をしてるのか気になるなぁ。 どんな指導をしてるのかもよくよく観察してみよう。
私は、4階の美術室へ向かった。