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乙女のしとやかさ【宇髄天元】【鬼滅の刃】R18♡あり

第7章 夢に向かって


俺は宇髄天元。
この中高一貫キメツ学園で美術教師をしている。


いつも通り、朝の会議が始まり教頭からの連絡事項を把握する。
今日は珍しく煉獄から連絡事項があるということでなんだろうと思っていた。



煉獄「今日から3週間この学校に実習生が来ることになった。 ………


あぁ、なるほどこの5月の時期は実習生がくるんだっけ。まぁ、どうせ美術専攻のやつじゃねぇだろうから関わりは少なくなっちまうかもなぁ 。


煉獄の紹介の後、1人の女がでてきた。
名前ははたけもも
って言うのか。
実習生らしく黒のスーツをビシッと着こなして、暗いブラウンの髪を綺麗に束ねている。
緊張はしているみたいだが、ハキハキ話そうと努めているし、俺たち職員全員を見回す工夫をしている。なかなか悪くねぇ…と感心していると、








もも (ジッ……………ガン見)






目が合った。まぁ目が合うのは別におかしくないが、派手にガン見された。

長いまつ毛に、大きなタレ目の二重。
少し先の丸い鼻と、形のいい唇。
一般的に見たら完全に可愛い部類に入るだろうし、派手に俺の好みだ。

クリっとしたその可愛らしい眼にジッと見つめられ、 まるで初恋の乙女の様に俺の心臓が高鳴る。





って俺は実習生に対して何考えてんだ!!

と自分にツッコミをいれる。



しばらくすると、もも は何かに気づいたかのようにハッと目を見開いたかと思ったら、物凄い勢いで目を逸らされた。

その一連の動作が、まるで何かに怯えた小動物みたいで地味に笑えてきたが、また会議の途中だし笑いを堪えた。





これから3週間、派手に楽しくなるなぁ
科目は社会って言ってたから煉獄が担当すんのか。 HR担当は、冨岡の筍組。まぁ、色んな奴がいて面白いクラスだし楽しく過ごせるだろう。

なんか、アイツが困ってた時は先輩教員らしく助けてやろうかねぇーーー



なんて俺は考えていた。

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