乙女のしとやかさ【宇髄天元】【鬼滅の刃】R18♡あり
第3章 最後の晩餐??
コンコン
雛鶴、須磨、まきを
「天元様、失礼します。」
宇髄 「あぁ、入れ」
嫁達の方を見ると、そこには酷く緊張した
面持ちがあった。
宇髄「まぁ何も、お前らを叱るわけじゃねぇから、そんな緊張せずに聞いて欲しい。」
雛鶴、まきを、須磨
「はい、、、、。」
そこからやや、静寂があった。
宇髄は覚悟を決め、息を一つ吐いてから
こう言った。
宇髄「お前ら3人は、もう俺と一緒に居ない方がいいと思う、、、、。」
嫁達の表情が一瞬強ばったのが見えた。
宇髄はそのまま続ける。
宇髄「このまま俺と一緒にいたら、お前らはずっと
不自由なままだ。
今まで俺の勝手な振る舞いに、お前ら3人を付き合わせちまって
悪かったな。
もう大丈夫だから、この家を出て、
自由にやってもらって構わない。
だから、俺たちの関係は終わりに、、、 」
と宇髄が言いかけた時だった。
「痛っ!!!!こら!!何すんだ!!」
あろう事か、須磨がいきなり腕に噛み付いてきた。
すると今度は、まきをが顔を真っ赤にして、
怒り狂った様子で俺の頭をドスドスと殴りかかってきた。
雛鶴はというと、座っている場所から動かずに
うずくまって肩を震わせて号泣している。
俺は全く状況が読めなかった。
(なんだ、なんだ、、、
なんかまずかったか? あれか、
もっと早く言えよ!!!ってことか??
てか、この光景、どっかで見た気がすんな。
既視感がある。
確か、こいつらを連れて里を抜けた時、
俺がしきりに「俺は地獄に落ちる」とか
なんか言ったらこうなったんだっけ、、、)
宇髄は訳もわからず暫く
須磨に噛みつかれ、雛鶴に泣かれ、
まきをに殴られていた。