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乙女のしとやかさ【宇髄天元】【鬼滅の刃】R18♡あり

第3章 最後の晩餐??


まきを、雛鶴、須磨の3人は
顔を見合わせて微笑み合う。
宇髄は、この光景を見るのが好きだった。
こいつら3人を忍びの里から連れ出して
からずっと一緒に過ごしてきたが、
大喧嘩をしているところも、言い争いを
しているところも見たことがない。
バランスがとれてるんだろう。

大人っぽくて、周りをよく見て気が利く
雛鶴。

はっきりとした性格で、面倒見がよく
姉貴気質な、まきを。

素直で、周りの雰囲気をほんわかさせる
妹分の須磨。

それぞれ違った魅力があって、バランスの
よく取れた自慢の嫁だ。誰に紹介しても
恥ずかしくないし、見せびらかしたいくらい
こいつら皆、美人で可愛くて、強い女だ。

(あぁ、こいつらとこうして飯を食うのも
これが最後かもしれねぇんだよな。
手放すには、本当に惜しいぜ、、、。
俺が、「俺と離れて自由になれ」と言ったら
こいつらは、俺の元から居なくなっちまうかもしれない。
でもそれでも言わなきゃならねぇ………)

雛鶴「天元様、天元様????」

宇髄 「おおう、なんだ??」

雛鶴「凄く難しそうなお顔をされて
いたので、、、、 お口に合いませんで
したか??」

宇髄 「あっ、いや。飯はド派手に美味い!
ちょっと、考え事をしてた」

雛鶴 「そうですか、、、。」

須磨 「天元様、こんな顔してましたよ!」

そう言って、須磨は眉間に皺を寄せて
すこぶる険しい顔をしてみせた。

まきを 「こらっ!! 天元様はそんな
ブサイクな顔してないだろ!」

須磨「天元様~、まきをさんが
いじめる~~」

まきを 「なに~~~~!!!」

雛鶴「ちょっと2人とも!!そんなくだらないことで、揉めないの!!!!」

宇髄 「ふっふふ、わっはっははははっ」

須磨、雛鶴、まきを
「?????!!!!!」

宇髄「いやぁ、ほんとお前ら仲良すぎだし
おもしれぇな!! 最高だ!!」


雛鶴、まきを、須磨の3人は、
また顔を見合わせて、ふふっと、
笑い合った。


天元様のことをちらっと見てみると、
さっきよりも表情が和らいで雛鶴は
安心した。
天元様が背負っている悩み、
苦しみは、私たち3人も背負っていきたい
そんな気持ちでいた。
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