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貴方の側にいるという事

第2章 宮廷での暮らし


ダンスをアランが相手してくれた、リードしてくれた。
ルイに指摘されながら練習した。

<16時>
ダンスの練習が終わり、プリンセスの部屋に戻った。

【プリンセスの部屋】

アラン「疲れただろう、少し休むといい」
「夕食まで、時間あるから」

そこへジルが来た。
アランは、部屋のソファに座った。

ジル「カズミに、伝えておきたいことがあります。
これは、とても大切な事なので、ここには5人の王子がいます。もちろん、他の人でもいいです。ただし、私とユーリは別です。アラン、レオ、カイン、ルイ、ノア、それか、隣国のゼノ国王、クロード。
次期国王を選んで下さい
勿論、ゼノ国王は隣国なので、ここの国王にはなれません、その時はカズミが隣国に行ってもらいます。」
「それと、カズミにとっては大変な事ですが、夜這をしてもらいます。」
カズミ「夜這、、!?」と驚いた。
ジル「はい、最低5人です。私は審査官なので正確には6人です。順番はカズミが決めてください。こちらは待っている立場なので、プリンセスが決める事です。
但し、夜這は断れません。宮廷の決まりなので、
誰が決めたかは知りませんが。プリンセスにとっては辛い選択です。3ヶ月の間に5人の中から次期国王を決めてください。その5人の中にカズミが決めた、本命を入れてくださいね。本命は、1巡目が済んでから聞きます。2巡目でどうするか、その時に本命が決まっていたら教えてください。その人だけを本命にするなら、プリンセスである、カズミが残りの回数を本命だけで埋めてもいいです。必ず2巡はしてください。
それと、こちらは選ばれたら断る事はしませんから、
次期国王もです。」
ジル「辛い選択ですが、プリンセスの役割なので。」
「では、夜に、もうすぐ夕食です。」
ジルはそう言って出て行った。

少しして、アランが立ち上がって
カズミのところは来て、隣に座り抱き寄せた。
アランは優しく頭を撫でて、
「本命はプリンセスである、カズミが決める事だから。皆んな断らない。まぁ俺も含めて。本命は1人目、カズミにとっては辛いことだよな。代表して謝るよ。ごめんな。」
「但し、本命が1巡目で決まれば、2巡目から本命だけでいいから、それが済めば、本命の人と恋人関係で婚約者になり、いずれは結婚する。プリンセスであり王妃になる。辛いよな。ごめん」アラン


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