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貴方の側にいるという事

第4章 一巡目をする事


夜這と呼ばれる行為をしないといけない。
ルールだそうだ。
どんなに苦痛でも。
本命の人にたどり着く為に。

<その日の昼>
カズミはレオと図書室にいた。

アランは、ジルの執務室にいた。
夜這の報告書を出したのだ。

ジルは、ジッと見て、引いていた。
ジル「なるほど、そうですか。アランだと違うのですかね。やはり思った通り、本命ですか。
こんなに素直だと、なんとも、、たぶん、これが本当の素直なカズミなんでしょうね。」「それに、、こっちも、さすがに、凄すぎます。ここまで激しいのは、、」
アラン「全て報告しろと言うからだよ。俺の前では、そうだった。普通に女性として、甘えてたし、あっちの時は、俺が激しめにしたからかもしれないけど、何の隔たりもなく、素直だったから。」

ジル「アランはいいのですね?覚悟は出来てますか?」
アラン「ああ、できている。もしかしたら、最初から、カズミならなってもいいと思ったのかも」
ジル「そうですか」

<その日の夜>

【プリンセスの部屋】

20時50分
カズミをドアに抑えて付けて、絡めるようなキスをした。毎日、部屋を出る前に、邪魔が入らないように、
ドアに抑え付けて、濃厚なキスを繰り返してされた。
まだ、これ以上出来ないから。
カズミ「アラン、、もう」と言い赤くなっていた。
アラン「俺のだから、染み込ませとかないと」
アラン「次は決めたの?」
カズミ「まだ、」
アラン「1番だけが大切で、2番目以降は順番待ちじゃないから」

9時30分ごろ
ジルが来た。
ジル「薔薇が増えていきます。」と言い薔薇を花瓶に入れた。今日は2本、クイーンレッド色の薔薇。シックでどこかミステリアスで綺麗だ。アランらしい。
カズミ「なぜ、2本?」
ジル「本命だからです」

<2日後>
ジル「2人目は?」
カズミ「ん、、そうだな、、カイン」
ジル「伝えておきます。でも何でカイン?」
カズミ「いや、、2番目以降は順番待ちじゃないって」
ジル「アランですね、、まぁ、そうですが。一番が大切ですから」
ジル「他の人でも、よかったのに、」
カズミ「絶対に5人なら、アランの次にレオは不味いかなって思って、、身内だし。」苦笑いした。
ジル「なるほど、確かにそうですね」と苦笑いした。
「いいですよ。カインには伝えておきます。日にちは後で報告します」
カズミ「はい」

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