第2章 宮廷での暮らし
暫くして、
ユーリが来た。
プリンセスの部屋まで送ってくれた。
夜中の3時くらいだった。
ユーリ「ゆっくり休んでください。明日、ジルが1番目の人を聞くと思います。考えといてください」
「では、おやすみなさい」
カズミ「おやすみ」
ユーリが行ってから、ネグリジェに着替えてベッドに入り眠った。
【次の日】
7時
誰かが入ってきた。
アランだった。
アランは、ぐっすり眠っているカズミを見て、優しく頭を撫でた。気づいていない。
軽くキスをした。
カズミは気づいていなかった。
アランは(辛かったよな)
本当は、心のどこかでカズミに自分を選んで欲しかったのかもしれない。
アランはカズミに一目惚れしていた。
誰も知らない事。
もう2人、レオとカインもカズミを好きだった。
カズミが誰を選ぶのか。
アラン、レオ、カインは、この制度をルールを腹立たしく思っていた。
(誰が決めたんだ。こんな事)と思っていた。
軽く頭を撫でていた。
ベッドの横にある椅子に座っていた。
8時前
カズミが気づいて目を覚ました。
アラン「おはよう」と言いニコッとした。
「起きる?」と言い、頬を優しく触った。
カズミは起き上がって
「いつからいたの?」
アラン「ん、7時くらい、ぐっすり寝てたから」
カズミ「起こしてくれたら」
アラン「ん、寝顔を見たかったから」
カズミはドキドキしていた。
そう、カズミの本命はアランだった。
宮廷に来る前からファンだった。
アラン「着替えてきて、朝食食べに行こう」
カズミは洗面台に行き顔を洗って用意した。
クローゼットで用意されていた洋服に着替えた。
ベッドのところは来た。
ハーブティーを飲んで、一息ついた。
アランは覗いて「濃ゆいな」と言い
ティッシュで抑えて、もう一度覗き、
「よし❗️」と言い、軽くキスをしてニコッとした。
カズミは、身体が火照り真っ赤になった。
カズミ(えっ、キスした?イケメンすぎる、心臓に悪いよ、)と思い赤くなった。ドキドキしていた。
アラン(可愛い。たまらない。くそ!準備期間中は何もできないなんて、、くそ!選ばれないと何もできない)カズミの顔を見て赤くなり頬を触っていた。
アラン「朝食に行こうか」と言いニコッとした。
ダイニングルームまで2人に行った。