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【五条悟】運命は戻らない

第4章 #4 日常


『!』

安心出来る五条の顔を見て恐怖で
張り詰めていた顔もほっと緩む

安心からかぶわっと泣き出し
五条にしがみついた

「あー、怖かったな、ごめんな」

そんな花霞の頭をそっと撫でて
優しいトーンであやす

「よし、一緒に入ってやるから安心しろ」

そう言って五条は制服が濡れないよう
袖を最大まで捲る

「ほら、バンザイするぞ」

そう言って五条は花霞の服を脱がす

ガラッとお風呂場のドアを開ける

白を基調としたシンプルで綺麗なお風呂場

五条は花霞が怖がらないよう手を引いて入る

ザァッと出したシャワーに花霞の肩はビクッと震えた

そんな花霞を気遣い、弱めの水圧で出す

「そんじゃ髪洗うぞ」

そう言ってイスに座らせ鎖骨ら辺まである髪を
とかしながらシャワーを当てる

そしてシャンプーを泡立て流す

すると急に花霞が目を抑えバタバタ暴れ出す

「うぉっ、なんだ、どうした」

屈んで花霞と同じ目線になると
目を抑える手を掴む

「なんだ、シャンプー目に入ったか?」

五条の問いには答えないが目を見れば赤くなっていた

すると五条は桶にシャワーのお湯を入れ

「この中に顔突っ込んで目ぱちぱちしろ」

花霞はよく分からないが言われた通りにする

「ほら、痛いの取れたろ?」

そう言われ笑顔で頷く花霞

「目瞑っとけよ、また目に入っちまうぞ」

そう言われぎゅっと花霞は目を瞑る

そんな花霞の行動にクスッと笑う五条

そうしてテキパキと花霞の髪を洗い、体を洗い、服を着替えさせいつの間にか食卓へついていた

五条もひと段落しソファーでゆったりしていた
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