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陽だまりの猫のような君【鬼滅の刃/悲鳴嶼行冥】

第4章 猫屋敷?


「先に話しておくことがある。居間に来てもらってもいいだろうか?」
「わかりました。」
悲鳴嶼に着いて行き、居間に通される。悲鳴嶼と向かい合う様に座ると、悲鳴嶼が徐に口を開いた。
「、、、私は鬼殺隊の隊員である。それは知っているな?」
「はい。もちろんです。」
「鬼は夜に活動する。なので、私は夜は基本的にいないと思って欲しい。」
「そうなんですね。」
「君には炊事、洗濯、掃除、湯の用意、後は猫の世話を頼みたい。しかし、どうしても一般的な時間とはずれてしまう。それだけは勘弁をして欲しい。」
「わかりました。」
「任務で何日も帰れないこともある。」
「そうなんですか!?それは、ちょっと寂しいです。」
鈴音のしゅんとした声に、悲鳴嶼は微笑んだ。
「ちゃんと帰る。心配しないで、待っていて欲しい。」
「、、、わかりました。」
「、、、あぁ、後、喋る烏が来たら、私にすぐ伝えて欲しい。任務などの伝令に来るからな。」
「、、、喋る烏が来るんですか?」
「、、、あぁ、来る。」
鈴音は笑った。喋る烏なんて聞いたこともない。早く会ってみたかった。
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