第1章 1ページ目 初日!
「いえり…いえ、家入さん、上手だねぇー!」
おっと嚙んじゃった、家入さんって意外と言いにくいな。
「ふふっ、硝子でいいよ。私もって呼ぶし」
「えっ、いいの?」
「うん」
やたーっ、さっそく名前呼びを許されちゃったよワッヒョイ!!
「ありがとう!えっと…しょ、硝子ちゃん?」
「ん?なーに」
微笑んで返事してくれるのが嬉しくて、思わずにへらっと顔がゆるむ。
「えへへ…」
照れながらエヘエヘ笑っていたら、硝子ちゃんに頭を撫でられました。
それから「食べる?」って飴までもらっちゃった!
しょっぱなから幸先いいなぁー。