Smile Again ~君の笑顔をもう一度~【短編集】
第4章 ALCHIMISTE*鋼の錬金術師*エドワード・エルリック
エドワードside
しまったやっちまった…。
あのまま寝ちまうなんて!!
しかも一晩中離さなかったとかフツーねぇだろ!!
アルはなんか笑ってるし…。
あれから気まず~い雰囲気が流れている。
「………………」
エ「………………」
ア「…」ため息
エ「な、なあ、#NAME1#?」
「なに?」
エ「今朝の…気にしてっか?」
「別に」
この2つ返事の一言返しどーにかしてくれーっ!!
ア「…」汗
アルも手伝えよ…。
「…逆にう………った…かも…?」
エ「は?」
「うっ、ううん!!ななな、なにも!!」
こいつ…今なんつった?
なんかうって聞こえたんだが。
ア「………」期待の目
エ「なんつった?」
「だからなんでもないってば」
エ「そーか」
ア「……」ガッカリ
なんかマジさっきからアルの視線がいてえ。
なんなんだ、マジ。