Smile Again ~君の笑顔をもう一度~【短編集】
第3章 2人…いや3人!?*誓いのキスは突然に*円山崇生、柴咲漣*
崇生side
崇「ふあぁ…」
ヤバい。俺としたことが、寝不足みたいだ。
昨日、佐伯達に言われたことが、頭から離れず、眠れなかったのだ。
今日はちょうど休みだからまあいいが…。
…くにさんの店に行ってみよう。
~くにさんの店~
く「よー、崇生。どうかしたか?」
崇「ちょっと寝不足みたい」
く「珍しいな。なにかあったのか?」
崇「いや…」
いくらなんでも#NAME1#ちゃんのこと考えてました、なんて言えない。
「こんにちは~…って円山さん!?」
まさかの本人!?
く「おー、いらっしゃーい。すっかり顔なじみだな」
崇「…おはよう、#NAME1#ちゃん」
「お、オハヨーございます」
崇「そんな固くならないで。あと下の名前で呼んでいいよ」
「は、はい。たたたたたた崇生サン」
く「ははは。ガッチガチだな」
崇「楽にね、楽に。…っ」
「はい。…っ」
崇「「くしょん くしょん!!」
あ…。
「………」
…………。
崇「「ぷっ!!」
同時に2人で吹き出した。
「気が合いますね」
「ホント」
それからまた俺達は話し始めた。
楽しくて…和む時間だった。