Smile Again ~君の笑顔をもう一度~【短編集】
第3章 2人…いや3人!?*誓いのキスは突然に*円山崇生、柴咲漣*
とりあえず、私から自己紹介しようかな。
「はじめまして。柴咲#NAME1#と申します。漣がお世話になっております」
く「いやいや、そんなかしこまらずに。楽にね、楽に」
佐「俺、佐伯孝正。よろしく」
勇「俺、梶間勇太!!よろしくね#NAME1#ちゃん!!」
「は、はい…」
く「ははは。そう引くなよ。確かに変わった奴らだが根は良い奴らだから」
……………。
鴻「……こいつが漣の姉弟か?…パッとしねーな」
……なんなんだ。
く「大和。ほら自己紹介」
鴻「あ~?鴻上大和」
かっ…かっ…かっ…。
感じ悪~い!!
何よ…そっちが来いって言うから来たのに…。
帰ろうかな…。
そんな私を呼び止めたのは…。
崇「大和。悪いな。#NAME1#ちゃん。あいつ、ちょっと我が儘だけど、良い奴なんだ。俺、円山崇生。よろしくね」
………。
柔らかい口調と笑顔に、ちょっとドキッとする。
「…はい」
く「さー、全員自己紹介すんだ?」
くにさんが軽いノリで号令をかける。
「ええ、多分」
く「じゃあお前ら、こっちこい」
くにさんの声に、漣を含めた私以外がザザッと店の奥へ行った。
…?
男性side
く「どうだ?」
勇「すげ~いい!!」
鴻「悪くはねぇんじゃねぇの?」
佐「あの純粋そうな顔…きっと裏はかなりエロいに違いない」
崇「こら佐伯」
漣「…………僕はやだ」
全「は?」
漣「…#NAME1#がいなくなったら僕寝れなくなる。だからやだ」
全「……………」
崇「まあ、無理にとは言わないさ」
鴻「…ちっ」
勇「うーん…漣がそう言うなら仕方ないかなぁ…」
佐「………」
く「とりあえずその辺は要相談だな」