Smile Again ~君の笑顔をもう一度~【短編集】
第2章 ~俺が守ろう~*ジョット*家庭教ヒットマンリボーン*
ジョットside
G「ヤツら、少し大人しくなったみてーだな」
ジ「…ああ。そうだな」
朝「何かあったのでござろうか」
ア「…興味ないね」
ラ「あー…やだやだ、先陣とか…俺っち痛いのイヤだもんね~…」
ジ「ランポウ。お前も雷の守護者だ。しっかりしろ」
ラ「うるさいもんねー…」
ジ「ところで、G。デイモン・スペードはどこだ?」
G「あ?あいつなら、さっき部下が1人居なくなったとかどうとか…」
デ「そうです」
朝「来たようでござるな」
ジ「…。居なくなった部下とは誰だ?」
デ「…#NAME1#です」
ジ「…!!」
G「おいどうかしたのか?」
ジ「いや…気にするな」
デ「困りました。彼女がいなければ事務の進みが著しく落ちるのです」
#NAME1#…。
最近入った新入りだ。
そして…俺の心をかき乱した初めての異性だった。
以前、デイモン・スペードに見込みがあると紹介された時に、初めて話した。
物腰柔らかく、礼儀正しいその姿勢に、心惹かれずにはいられなかったものだ。
その時、最も大切な存在を聞くと、迷わず家族だと言っていたな…。
…家族…?
もしや…。
ジ「…すまない。少しの間任せていいか?」
G「あ?別に構わねぇが…」
朝「なにか用でもあるのでござるか?」
ジ「…ああ」
ナ「いいぜ。行ってこいよ」
ジ「悪いな」