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100日間のプリンセス=愛しい人と

第2章 プリンセスに選ばれて


その日の夕食は、ジルにマナーを習った。
ユーリは、食事を運んでいた。
上座の方に、カズミが座り、反対側に4人の男の人が座って食事をしていた。
こちらを気にしていた。
ユーリと話をしていた。

1時間して、食事が終わり、
「今日は、もうレッスンはないので、ゆっくりしてください。それと、名前はジルでいいですよ。」ジルはそう言ってニコッとした。離れていった。
そこへ、アランが近づいてきた。
ずっと壁側にうっかかり立って、プリンセスが見える位置にいた。護衛していたのだ。
「終わった?」アラン。
「はい」カズミ
「そうだ、パーティーや、イベント、記者や、俺ら以外の人がいる時は敬語、今もプライベートだから、敬語はいらないよ。俺の事も、アランでいい。」アラン。
そこへ、他の4人が来た。
「はじめまして、プリンセス。カズミか。俺はレオ、宜しくね。」とレオは言いニコッとした。
「はじめまして、カインでいいよ。宜しく。」カイン
「はじめまして、ノアだよ。宜しく」ノア
「さっきもあったけど、ルイだ。宜しく」ルイは不満そうだった。「会ったの?」とレオ。
「昼に、中庭で。花は見つかった?」ルイ。
「いえ、まだ」カズミは苦笑いした。
「言ったろう、見つからないよ。迷信だから。」ルイ。
「じゃ」ルイは、部屋に戻った。
「相変わらず、無愛想。」レオ
「いつもだろ」カイン
「気にしなくていいよ」ユーリ
「カズミも、これからが大変だね。勉強や、レッスンして、たった1人の王子を探す。」ノア
「この中から探してもいいんだよ。」レオ
いっとき話をして、部屋に戻った。
部屋までは、アランが送り迎えをする。

<プリンセスの部屋>
「カズミが、これから決めることだから、誰を選んでもね。俺は、どんな時でも守るよ。」アラン。
「うん、ありがとう。」カズミ
「ところで、さっきルイが言っていた、花って何?元々、最初に言っていた事、プリンセスともう一つあったんだろ?」アラン。
「うん、実は・・.」説明した。
「なら、その子供に持っていかないといけないの?」
「うん、でも見つからなかったから、謝りたいけど、行けないよね?」カズミ
「本当は、ダメなんだけど、ジルとユーリに見つからないようにしないと。」アラン
「えっ?」
「ほら、急ぐぞ。」アランに急かされて、厩舎に行った。
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