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100日間のプリンセス=愛しい人と

第2章 プリンセスに選ばれて



「はい、後で説明します」
「これで終わりにします」
「一緒に来てください」
部屋を出て、廊下を歩いていた。
途中で、「あれ?さっきの」
「アラン、知り合いですか?」
「いや、知らないけど、中庭で」アラン。
「そうですか。カズミと言います。プリンセスです。」
「はぁ?プリンセス?まさか。」アランは驚いた。
「私が決定しました」
「プリンセスの選考会は、目隠しです。最初から決めていました。彼女には、招待状を送ってましたよね?」ジルはカズミを見た。
「えっ、あっはい。」とカズミは招待状を見せた。
「まさか・・その招待状は・・」アランは驚いていた。
「その赤と金の封筒は、プリンセスへの招待状です。」
「えっそうなのですか?」
「部屋に行きましょう」ジル。
「どうぞ」
中は入り「座ってください」と言いベッドへ座るように言われた。
カズミは座った。
ジルとアランと、もう1人イケメンの人がいた。
「私は、ジル=クリストフ、彼は、アラン=クロフォード、彼が、ユーリー=ノルベルト。アランは、騎士団団長であり、プリンセスの専属護衛騎士。いつでも命がけで守ってくれる。ユーリーは、プリンセスの専属執事。
それと、今日の夕食から、マナーを教えます。
明日から、プリンセスの仕事をしてもらい、勉強もしてもらいます。マナー、ダンス、厩舎で馬の訓練、歴史、語学、あとは色々ありますね。少しずつ覚えましょう。
今日は、夕食のマナーだけです。」
「なら、後で、あとはお願いします。」
ジルは出ていった。
「まさか、お前がプリンセスとは。」アラン。
「知り合いですか?」ユーリ
「いや、今日、門の近くで会った。
さっきは、ジルだったから、中庭って言ったけど、面倒だから。」アラン
「そうですか」ユーリは笑った。
「プリンセスに選ばれた目的は、この国か、隣国か、とにかく、結婚をしてもらう。相手はカズミが選ぶのですよ。ジルでも、僕でも、あと王子達もいる、アランはどうかな?騎士団長だしね。アランも王子なんだけど。取り敢えず、誰かを選んでね。誰かと恋をしたらいいだけ。なるべく早くね。ダンスパーティで、その時に選んだ人と踊るんだ。」ユーリはニコッとした。

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