第2章 プリンセスに選ばれて
大きな部屋へ連れて行かれた。
そこには、沢山の女性たちがいる。
綺麗な人、可愛い人、自分をよく魅せるように着飾った沢山の女性達だった。
カズミ(私は、場違いじゃないかな)とドキドキしていた。
さっき、連れてきた男の人が、私に近づいてきて、
「来てください」と言い、みんなの前に立たせた。
「本日は、これでお終いにします。本日の目的である、
プリンセスは、彼女に決まりました」
カズミ「えっ、私が?」とびっくりしていた。
「はい、そうです」とニコッとした。
そう言うと、周りの女性達が騒めいた。
そりゃそうだ、なんの取り柄もない私が選ばれたのだ。
皆んな不満だろう。