第4章 シンデレラへの階段
カズミは、椅子に座っていた。
「アランは、1人で10人を?」レオ
「うん、私も圧倒された。数十秒くらいで、あの俊敏さで、怪我一つない、一斉に9人が襲いかかったのに。冷酷さと怒りで周りが凍りついた」カズミ
「華麗で神々しくて」カズミ
「騎士としては世界一と言われている、世界各国が欲しがるくらいです。勿論アランはここから離れませんがね。」ジル
「実際には、見たことないんだよな」カイン。
ノアとルイも頷いた。
アランは、部下の騎士と一緒に、地下で、スパイの尋問をしていた。
アムネシアについて聞いていた。
バラグラマ国で流行った事も、どうやって手に入れたか、ここで流行らせているのか。問い詰めた。
ボスに問い詰めた。最初は話さなかった。
襟ぐりをつかみ、短剣を首に当てて殺気だち
「お前、さっきプリンセスを、どうしようとした?
本当は殺してもよかったんだ。どうする?事件の事、
アムネシアの事、全部話せば楽になる。言え!」アラン
'
さすがに、アランには、逆らえなかったみたいだ。
全てを話した。アランの気迫と殺気と恐怖感に怯えていた。
アランは、ジルとレオに報告をした。
その日
バラグラマ国に、スパイ達を輸送した。
向こうで、牢獄生活をする。
「 バラグラマ国に連れて行かないと。
直ぐに戻るから」アラン
「うん、、無事に帰ってきて、気をつけてね」カズミ
「うん。大丈夫だよ。1週間で帰る」アラン
「長いな」と寂しそうにした。
アランは、絡めるようなキスをした。
その夜は、プリンセスの部屋で、アランはカズミをベッドに推し倒した。いつもより激しく何度も、朝までボロボロにして、烈しく抱いていた。
「カズミに当分会えないから、狂いそうになる。俺がいない間に、浮気するなよ」
「しないよ。」と赤くなっていた。
次の日、バラグラマ国に、アランと騎士団はスパイ達を輸送した。
1週間後
アランは、事件は解決して戻ってきた。
ジルとレオに報告して、自室に行き、シャワーを浴びて、普段着の制服に着替えた。その脚で、プリンセスの部屋へ行った。
21時すぎ。
<プリンセスの部屋>
トントン
「はい」
ドアが開き、入ってきたのは。
「アラン」と顔がパッと明るくなり笑った。
アランもニコッとした。カズミの声と笑顔を見て癒されていた。疲れがスッと抜けた。
アランは、鍵をかけてきた。