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100日間のプリンセス=愛しい人と

第4章 シンデレラへの階段


マリナは床の匂いを嗅いで、追っていった、森の近くで、止まった。
「どうした?ほら、もう一度。」と匂いを嗅がせた。
一生懸命、カズミの匂いを追いかけた。マリナ
森へ入っていった。

騎士も、レオも、カインも、ノアも、探していた。
ジルは、リビングルームで、情報をまとめていた。
そこへ、ルイが来た。
「何かあったのか?」ルイ
「プリンセスが誘拐された」ジル
「えっ!アランは?」ルイ
「探している」ジル
「今日は、別行動だった。クリスがいたんだか、守りきれなかった。騎士も手伝いに入ったが。何かを嗅がされて連れていかれたらしい。皆んな探している」ジル

「俺も探す。」ルイ
「そんなに時間が経ってないから、遠くには行ってない」ジル
「分かった」ルイ


アランは、マリナと森の中を探していた。
1時間が経った。
(くそ!カズミ・・俺が傍に居なかったから、頼む、生きていてくれ。お前が居ないと、俺は・・)悔しがっていた。

マリナは、必死に匂いを嗅いで探していた。
[ワンワン]
「分かったのか?」マリナと森の奥に行った。
そこに、山小屋があった。
マリナに、シッといい、そっと近づいた。窓から覗いたら、中にいた。一番奥に、カズミは縛られていた。
アランはマリナに「騎士を連れてこい」と言いマリナは走っていった。

「プリンセス、貴方には、罪はないですが、聞かれた以上は、生かして置けません。でも、その前に、よく見たら、可愛いですね。」その男はニヤっとした。
肩に手をかけて、推し倒した。
「ちょっと、離して!直ぐに誰か来るわよ。」カズミ。
「はぁ?誰が来ると?誰も来ませんよ、こんな森の奥に。」ボスの男。
カズミは、恐怖で体が鳥肌が立ち、動けなかった。
声も出なかった。
(アラン!)と心の中で叫んだ。

そこへ、ドアを思い切り蹴飛ばして、打ち破った。
そこに立っていたのは、神々しく綺麗な騎士だった。
剣を片手に立っていた。

「誰だ」男
「アラン」とカズミは一言。
アランは中の様子を見て、全てを一瞬で把握した途端、全身から、冷たい怒りと恐怖が込み上げてきて燃え上がるのが分かった。

冷酷で冷たく低い声で、「一言だけ、宣告する。このまま怪我をしないうちに手をひけ、プリンセスを返してもらう」アランは宣告した。
10人の敵の男達は、一瞬、アランの冷酷な怒りに恐怖を覚えて、動けなかった。



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