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100日間のプリンセス=愛しい人と

第4章 シンデレラへの階段


「アランがそれじゃダメでしょう」とカズミは膨れた。
「だよな。」とアランは苦笑いした。
「後のご褒美にしておく」と軽くキスをした。
「もう」カズミは赤くなっていた。
アランはニコッとして「帰るか」と言い頭を撫でて、
手を繋いで、馬のところまで行き、馬でアランが後ろに乗って2人で帰った。

毎日、プリンセスの勉強と、ダンスと、語学、フェンシングをして、休みの日は、時々、エステをしていた。

アランは、城の中で、今、事件がおきていた。
プリンセスの護衛もしていたが、途中で、時々、
カズミが、ジルや、レオ、カイン、ルイ、ノアといる時に、勉強やレッスンをしている時に、騎士の仕事をしていた。

騎士団長だから、部下に指示をして、時々自分も加わり、事件の真相を探していた。
アムネシアを使った事件。

「どうですか?」ジル
「丘の向こうにある国、バラグダマ国で、流行ったことらしい。アムネシアの毒薬。死ぬ事はないけど、記憶がなくなり、マインドコントロールも。」アラン
「そうですか」ジル
「たぶん、ここにも、スパイが入っている。」アラン
「困りましたね。分かりました、気をつけてください。あと、プリンセスも、安全を。」ジル
「分かっている」アラン
「ほとんど、一緒にいるでしょうから、お願いしますね」ジル
「ん・・専属の護衛だから。」アラン
「 もう、いいですよ。皆んな知っています。
ずっとプライベートも一緒にいるでしょう。それに、舞踏会や、勉強や、レッスンの時も、顔に出てます。」ジル
「あっ・・ん。この事件が終わったら。」アラン
「カズミは、アランを選んだのでしょう?」ジル
「ん、そう。」アラン
「いつからですか?」ジル
「最初の、ダンスで王子を決めると言った時、あの少し前から。」アラン
「なるほど、だから誰とも踊らなかったのですね。」ジル
「ん、レオとユーリは知っていた。バレていた」アラン
「そんなに早くから。」ジル
「ん、俺は、たぶん、門の前で最初に会った時から、」アラン。
「門の前?中庭じゃなくて」ジル。
「あっ・・ん、実は、門の前に立っていたから、
何しているか聞いた。プリンセスの事だろう」アラン。
「そうですか、いいのですか?騎士団長を辞められますか?王子に選ばれたら、次期国王になる」ジル。
「ん、分かっている」アラン。




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