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【降谷零】SPARK × PUNK【名探偵コナン】

第3章 「元整備士」×「スバル360」


「見つけたよ、ブルーのプリウス。東京方面に直進中、追跡します」

飛ばされぬようにハンドルを握りしめて路肩から路上へと乗り出し私は犯人と思われる車の後を追った。

沖矢さんが私の警察手帳を持って呼び止めているとも知らずに――。









まるで再確認するかのような、パズルのピースを当てはめていくかのように顎に指を添えると、先ほどポケットにしまったスマホを取り出して電話をかけ始める。
三コール鳴ったところで通話がつながると同時にピッと機械音が鳴った。

「ジョディか、俺だ。宮下修造の娘の件だが…………少しめんどくさいことになるぞ――」

〝捜査部長 宮下〟

そう記載された警察手帳と顔写真を見ながら細目の男はうっすらと目を開いた。
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