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【R-18】鬱 審 神 者【刀剣乱舞】

第19章 少女と刀


「...あるじさま..。」

急に声を掛けられ、思考回路を現実に戻す。

「っ..ど、どうしたの?」

ぎこちない笑顔ながらも、無理して笑う審神者。

「ぼくと、きりくにはいつでもまってますからね...!」


そう言って走り去っていく一振りの刀。

純粋な目を此方に向けていた。
審神者は、その目がどうしようもなく苦手だった。
罪悪感に潰されそうになるからだ。


そして、ある決心をする。









後日、審神者は初期刀と初鍛刀を部屋に呼んだ。

「二人とも、実は━━━━━━━━。」

意を決して、二振りに役人に言われたことを告げる。

二振りの目は動揺隠せずに居たが、
次第に決意をした。


この審神者は、自分たちの手で護らねばと。
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