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【R-18】鬱 審 神 者【刀剣乱舞】

第20章 夢


━━━━━━━━...此処は..?


見覚えのある部屋だった。
其処は、使い慣れた現世に居た頃に、使用していた部屋だった。

そうか、これは夢だ。


「貴方が学校に行かないから、妹も行かないんでしょ!」

「...っ..。」

「なんか言ったらどうなの!」

「..ごめんなさい...。」


其処には、小学生の頃の私と、母。

妹が勝手に不登校になっただけで、
私が怒られていた。

妹は虐められてる訳でもないのに...。

お姉ちゃんが、お姉ちゃんが、と言って結局不登校になった。

そして、その怒りは此方に矛先を変えた。

余りにも無情過ぎる。

苦痛で、地獄の様な学校に、私は行かなければならなかった。

それが、中学卒業まで続いた。


毎日毎日消えたくて仕方なかった。

自傷を始めたのは中学の頃。


ストレス過多になり、
最初はほんの出来心だった。
でも、一回やってしまえば、後は、麻薬と一緒で中毒になってしまった。


嫌なことから逃れられると━━━━。
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