第19章 少女と刀
「山姥切国広だ。...なんだその目は、写しと言うのが気になると...?」
「これはこれは!山姥切国広様を初期刀にしたのですね!私はサポート役のこんのすけでございます!以後お見知りおきを!」
『...。』
元気に挨拶をするこんのすけだが、
正直何故山姥切国広様なのかと内心思っていた。
会話が続かない。
つらい沈黙。
気まずい雰囲気。
どうにかして、打破したかった。
「...━━━..。」
「!審神者様、そのお名前は...」
コソッと言うこんのすけに対し、
この審神者は、心底どうでも良さそうにしていた。
何故真名にしたのか、
こんのすけは肝が冷える感覚に陥った。
次に鍛刀をし、
今剣と言う刀を鍛刀したのだった。
これに関しては、こんのすけの顔は大変綻んでいた。