第18章 演練
最近の出来事など、他愛もない話をして小一時間くらいして、朝霧さんは帰った。
そう言えば、最近演練行ってないな。
『長谷部、演練の部隊組もっか。』
「はっ。して、如何なさいます?」
んー。と考え、
編成を紙に書いていく。
『じゃ、長谷部、よろしく。今から半刻後に玄関前で待ち合わせで。』
書いた紙を長谷部に渡し、
時刻と場所も伝えた。
「かしこまりました。てことは、未(ヒツジ)の刻ですね。それでは行って参ります。」
そう言い、部屋を出た。
私も支度をせねば..。
久々にメイクと、巫女服を着た。
荷物を持ち、玄関まで行く。
部隊長は、長谷部、他は、まんばくん、ぱっぱこと石切丸、燭台切光忠、鳴狐、信濃くんの六振りだ。
そして、護衛は薬研だ。
『それじゃ、行こっか。』
そう言ってゲートを演練場にセットした。