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【R-18】鬱 審 神 者【刀剣乱舞】

第14章 私のヤリカタ


なんとか誰にも合わずに、薬研の部屋までこれた。

襖は中が見えないデザインのためそっと、襖を開け中の様子を見る。



誰もいない様子だ。
それに安堵し、部屋に入る。

医学に関する書物が沢山ある中、
包帯とガーゼが入っている棚を探す。


「...大将、そんなとこで何してんだ。」

急いで振り返ると、薬研と一期が居た。


━━━━━━━━━まずい。


『ごめんね、ちょっと包帯欲しいなー。なんて。』

割れながら苦しい言い訳だ。

だが、流石に自分で"切った"とは言えない。

ましてや、守刀である彼には。


「主殿...。」

一期は悲しい目を向ける。


━━━━━━━━━━止めて、そんな目で見ないで。


同情してほしいわけじゃない。

これが、私の"ヤリカタ"なの。
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