第14章 私のヤリカタ
『...。』
やる気が起きない。
朝餉を食べて、、、と言うより、少ししか食べれず残してしまった。
原因は、昨日来たトーク。
また、最悪な日を過ごさなければならない。
「...あ..じ..ある..主!」
『っ!ごめん、また...』
フワッと長谷部に抱きしめられる。
やはり、駄目だ...。
『..長谷部、今日の業務は終わりにしよう..。』
「ですが!」
『..主命だよ。少し一人にさせて..。』
「っ..わかりました...。」
ごめんね、長谷部。
長谷部が部屋を出てから何時間すぎただろう。
頭は何かを考えることを拒否するかのように、働かない。
動かさなきゃいけない。
やることも沢山ある、なのに...。
出来損ないには、罰を与えなきゃいけない。
消えてしまえばいいのに。
ネガティブな思考ばかりが浮かぶ。