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【R-18】鬱 審 神 者【刀剣乱舞】

第13章 嫉妬


山姥切side


「おい、起きろ。」

そんな黒い感情..嫉妬心を仕舞い込み、主を起こす。

『っ..ん..』

目を擦りながら、起きる主。

━━━━━━━可愛い。


やはり、感情とは素直なもので、
何をしても、可愛いと思ってしまう。

この姿を、俺以外には見せたくない。

そんなことを思ってしまう。


『..まんば..?お、はよ...。』

「嗚呼、おはよう。皆広間で待ってるぞ。今日はどうするんだ?」

『..食べる...。』


ん、と言って、手を伸ばす主。

「..全く、今回だけだぞ。」

姫抱きをし、部屋を後にした。



姫抱きをされるとは思ってなかったらしく、
広間へ向かう廊下で、
下ろせとせがむ。

ちょっとした嫉妬心もあったため、
そのまま無視して、広間へ向かった。


「着いたぞ。」

広間へ着けば、当然集まる視線。

皆それぞれ、殺気を込める様に睨むように俺たちを見ていた。
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