第2章 7月中旬~遊園地~
自由「じゃ、行こっか。」
『うん!』
自由は昼の太陽が好きではない(そもそも影で生きてきた人間だから光全般が苦手。人生を除いて)ので日が昇っている間に家を出るときは大抵帽子を装備する。
自由は黒いバスケットハットに藍色と白のマーブル柄の大き目な半袖Tシャツ、黒いジーパン、白スニーカー、腕には黒のアームカバーを着用。
自由の手のジェルネイルは、先から黒と藍色、白のグラデーションに少しラメが入っているものだ。
人生は黒い半袖Tシャツを着て、黒と灰色と白のタータンチェックのシャツを腰に巻いて、ジーパンをはいている。
もちろん紅い石の埋め込まれた薔薇の形をしたゴールドのネックレスも首元に輝いている。
自由「そういえば、眼帯は?」
『あ、僕、オッドアイでしょ?この目、学校でみられると怖い人に絡まれるんじゃないかなって思って、』
無論、セコムがいるのでその心配はいらないが、人生は自分にセコムがいることには気づいいていない。
『でも、今日は自由君もいるし、それに、いっつも眼帯付けてるほうの目って自由君と色が似てるからつけなくていいやと思って。』
自由「ングッ」
『え、大丈夫?!』
自由「、、、大丈夫、。」
↑太陽スマイルと自分は信用されているということを核心を突く言葉にやられた。
『気分が悪かったら言ってね?』
自由「うん、ありがと。」
そんなこんなで駅につきました。