第1章 うちの子紹介①
自由「ねえ、あらたくん。」
『?』
自由「お出かけ、いかない?」
そう言って、自由がカバンから取り出したのは人生が秘かに行きたいと思っていた、新しくできた遊園地のペアチケット。
『あ!僕そこ行きたいと思ってたんだ!』
自由「これ、期限今日までなんだけどぉ、、、」
↑わざと期限まで持ってた
『今日は何にも予定ないから大丈夫!自由君は?』
自由「ない。」
『じゃあ、二人で行こうよ!遊園地!』
自由「もちろん行くに決まってんじゃん。」
『やったぁーー!』
光属性の笑顔に母性本能がくすぐられるサイコパスイケメン
自由「ねぇーまだぁー?」
『もう少し待ってー、』
人生は何事も準備が遅い。
小学生の時に生徒の中で誰よりも最後に校門を抜けるタイプだった。靴箱に行くまではいつも先生と一緒に歩いていた。
『おまたせー、』
自由「あ、ネックレス、」
『へへ、自由君にせっかくもらったからね、つけたかったんだ。』
自由「俺の思ったとおり、似合ってるじゃん。」
『ありがと!』
↑光属性スマイル
自由「、、、天使。」
『?』