第88章 ☆ その後 ☆ ロー視点 ☆ ② ☆
食事が終わりまだ出港しないとクルーに言えば
各々が好きに過ごす
食堂では俺達しかいなくなった
丁度船番もシャチ達だったから
俺達は食堂で『祭りで話す』と言っていた事を話す事にした
イッカクとペンギンが飲み物の準備をしている間に
シャチとベポとジャンバールが食器を片付けていた
程なくして5人がテーブルに戻ってきた
クロガネ)「…さて、何から話すんじゃ?なんか色々話さなきゃならん気がするのう」
シャチ)「何の話してましたっけ?」
イッカク)「…アヤの恋愛相談…」
ペンギン)「それはイッカクが気になる話だろ?」
イッカク)「ペンギンは気にならないの?」
ペンギン)「なる」
イッカク)「なるんじゃん」
ベポ)「…オレなんの話しが全然分からない!」
ジャンバール)「…黙って聞いとけばいいんじゃないか」
ロー)「…」
クロガネ)「…まぁええか。それからで…んで美人さんは何が聞きたいんじゃ?あの時ほとんど話してもうたぞ?」
イッカク)「…アヤってあっちの世界で誰ともそういう関係にならなかったんですか?」
クロガネ)「…ワシの知る限りではのう…アヤの奴、頭おかしいんじゃよ…イチャパラの世界が現実と思っとったぐらいじゃからおかしくなるんじゃが…なんとか本の中の世界だと説明したが納得いかんかったんか、カカシが女の人とそういう事をして帰ってくる時とか感想を聞いとった」
シャチ)「か、感想?」
クロガネ)「そうじゃ。『どうだった?どんな感じだったの?』ってな…ただの興味本位じゃろうが…カカシも答えるもんだからアヤの中では余計におかしくなっていった」
シャチ)「答えたんだ。カカシって人…すげぇな」