第88章 ☆ その後 ☆ ロー視点 ☆ ② ☆
そして朝になり
アヤの様子を見に来たペンギンに起こされ
食堂で小言を言われ続けた
ペンギン)「ちゃんと聞いてますか?キャプテン」
ロー)「…あぁ」
ペンギン)「何回も言いますけど別に一緒に寝る事に対しては何も言いませんけど、そういうのは医務室じゃなくて自室でして下さい。あそこはそういう部屋じゃないんです」
ロー)「…」
ペンギン)「言っときますけど、もし今度同じ事やったらアヤをイッカクと同じ部屋にしますから…アヤにはそっちで寝てもらいます」
ロー)「却下だ」
ペンギン)「なら次からしないで下さい。別に自室なら問題ありません。医務室だから俺は言ってるんです」
ロー)「…」
ペンギン)「あれでお互い服着てなかったらもっと怒ってます」
ロー)「……それは、無い…怪我人だぞ」
ペンギン)「間が気になる…だから!もしそうならもっと怒ってますってば!怪我人相手に…」
小言を言われ続ける俺を見ていたクロガネ屋は顔を少し伏せて手を当て笑っていてシャチ達は飯の準備が出来たのか全員席に着いて声をかけてきた
シャチ)「ペンギン、もういいじゃねぇか…アヤも何もなかったんだから…飯食おうぜ」
イッカク)「…私、医務室に行かなくて良かった…もし見てたらペンギンと一緒にキャプテンに色々言ってたかもしれない」
ベポ)「ペンギーン、お腹空いたからご飯食べようよー」
ジャンバール)「一緒に寝ただけで、すごい言われようだな」
クロガネ)「くっくく、…海賊団の船長が…なかなか面白い光景じゃのう」
ベポ達からの言葉を聞いてペンギンはため息を付いて「まじで次は無いですからね」と言って席に着いた