第86章 ☆ 決着! ☆ ロー視点 ☆ ② ☆
アヤ達の事で呆気に取られていたが
今度は隣に置いてあったでんでん虫から声が聞こえた
【ベポ)「だーかーらー!アヤはそんな子じゃないってば!」】
映像に目を向ければベポがあの女と戦いながら叫んでいた
【オフィーリア)「なんなのよ!この熊!あんたもあの女の味方なの!」】
【ベポ)「アヤはオレの家族だよ!オレは何があってもアヤを信じてるもん!」】
【オフィーリア)「後悔するわよ!」】
【ベポ)「しないよ!そう言う君もあの女の人を味方だと思わない方がいいよ!あの人君の事操ってるって聞いたよ!キャプテンの事も幻覚だって!」】
【オフィーリア)「違うわよ!あの女は私からロー様を奪ったの!お姉ちゃんがそう言ったのよ!」】
【ベポ)「オレ昔からキャプテンと一緒にいるけど君みたいな臭い子は今まで会った事ないよ!」】
【オフィーリア)「臭いですって?!このっ!」】
【ベポ)「わー!怒ったー!」】
「「「「「「…」」」」」」
シャチ)「ベポ…臭いはダメだろ」
イッカク)「いや、ベポは間違ってない。あの女臭かったもん」
ペンギン)「臭いの意味が違う。いや、一緒か?」
ジャンバール)「あの酒場でも分かるぐらいの匂いだったな。ベポには俺達よりキツかったと思うぞ」
クロガネ)「確かに…ちと、鼻にはついたが」
ロー)「…」
【オフィーリア)「あんたは知らないのよ!お姉ちゃん言ってたわ!あの女は自分の友人や家族にだって手をかけるような、簡単に殺せるような女だって!」】
「「「は?」」」
クロガネ)「…」