第86章 ☆ 決着! ☆ ロー視点 ☆ ② ☆
猫とそんな会話をしながら
でんでん虫から少し荒い息が聞こえていた
忍者の女からの攻撃を避けるのに必死なのが画面で分かる
【嚇母)“アヤ。とりあえずどっかに隠れて兵糧丸とか増血丸とか食べたら?正直それじゃないと体が…”】
猫の言葉にクロガネ屋が反応した
クロガネ)「そうか。兵糧丸があれば…あ、いや、あいつ…」
何かブツブツ言い出した
ロー)「兵糧丸ってのは?」
俺はクロガネ屋に顔を向けながら問えば
クロガネ屋も俺に目を向けた
後ろのシャチ達もクロガネ屋に顔を向けていた
クロガネ)「…お前さん達は本当にアヤから忍道具の事を聞いとらんのじゃな…兵糧丸ってのはお前さん達の大好きな忍道具のひとつじゃよ。大概の忍者は持っとる。服用したら三日三晩休まずに戦えるとまで言われる秘薬じゃよ。高蛋白で吸収が良く、ある種の興奮作用、鎮静作用の成分が練り込まれとる…食べるとチャクラを回復や増幅させる効果があるんじゃ。アヤのは少し改良しとったから、それを食べれば体力もチャクラも少しは回復する。今よりは戦いやすくなるはずじゃ」
シャチ)「おぉ!そんなものがあるのか!」
ペンギン)「忍者すげー!」
確かに凄いが…アヤはそれを持ってるのか?
クロガネ屋の言う通り
忍道具の事も聞くのを忘れていた事を今、思い出した
☆☆☆
絶対即効性ないと思うけど
アヤちゃんの使う兵糧丸は即効性あるっ事で
特別に自分で改良した感じ
増血丸はカブトが作ったのと別物で
☆☆☆