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✿忍のハート✿【ONE PIECE】✧

第84章 ☆ 冥母 ☆ ロー視点 ☆ ② ☆






またアヤの足元の地面から無数の帯の束


折れた刀で対応するアヤの戦闘を見ていたら








【嚇母)「あ、ちょっと。そこのくまさん。こっち」】

「「「?!」」」








急にベポのでんでん虫からあの猫の声が聞こえた




思わずベポの画面に切り替えた








【ベポ)「え?くまさんってオレの事?オレはベポだよ!君はねこさん?」】







ベポの画面ではあの猫とベポが話しているのが映っていた





周りでは氷の結晶ような物が浮かんでおり
他の参加者達の邪魔をしていた





まだいたのか







【嚇母)“やぁ。はじめまして。僕は嚇母。アヤの口寄せだよ。昨日雲母達と会ったんだろ?あれだよ”】

【ベポ)「アヤは?!オレアヤを守らなきゃ!」】

【嚇母)“うん。分かってる。だからお願いがあるんだ。僕がアヤを連れてくるからこの子の怪我を治してる間、ここを守ってくれない?アヤにこの子の事を頼まれてるんだけど周りが邪魔なんだよ”】





ベポにそう言った猫は片手を少し動せば
すぐ後ろにあった氷の結晶達を動いて
医療忍術とやらを受けているあの女が姿を現した





【ベポ)「え?アヤ戻ったの?!…この子酷い怪我…アヤもこの子も大丈夫なの?」】




ベポは驚いていたが
寝ている女の傷をして
一瞬眉を寄せたがすぐに視線を猫に向けた






【嚇母)“アヤは大丈夫だよ。すぐに敵に向かって行った…アヤにこの子を任されてね…アヤ、この子を助けたいんだって。この子の傷はボクが完璧に治す。だからしばらくここを頼みたいんだ。お願いしても?”】

【ベポ)「アヤが助けたいならオレ頑張るよ!ここは任せて!」】

【嚇母)“ありがとう。よろしく…なるべく急ぐから”】






俺はすぐにベポのでんでん虫を取った






ロー)「ベポ。絶対死守だ」

【ベポ)「アイアイキャプテン!」】




ベポは俺の言葉に元気に返事して
目の前の参加者達に向かって行った






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