第80章 ☆ 報酬 ☆ ロー視点 ☆ ② ☆
アヤは笑いながら言っていた
【「入れてくれるでしょ?♡」】
【?)「ぁっ、…ふふっ。そんな顔して言われたら断れないよ。それにもう助けて貰った。報酬は弾むよ」】
【「そう来なくちゃ!ならあんたはそこにいな。この体もあんたも助けてあげるから」】
【?)「…うん。あなたを信じるよ」】
【「ふふっ。亀はここにいるのにペボの気配が遠くにあるからもうすぐ体が戻るんだろうけど、それまでには…この体の毒だけでも…どうにかしてやるよ…と、言っても私が動き回ったせいで毒の回りが早くて後10分ぐらいなんだけどね。この体がもつの。あっはは」】
今…凄い爆弾を落としやがった
笑いながら言うアヤが入ってる女
アヤの体に入ってる女は真顔になった
そりゃそんな顔になるよな
こっちも後ろのメンバーが凄い顔になっている
【?)「え?待って。今とんでもない事サラッと言った」】
【「あ、そうだ。忘れてた」】
【?)「ま、まだ何かあるの?それ毒より重要な事?」】
シャチ)「…アヤって状況分かってるのか?」
ペンギン)「さっきも普通に爆弾落としたしな」
イッカク)「なんで平気そうなの?」
ジャンバール)「…アヤはあまり深く考えないタイプなんだな」
イッカク)「え?それで片付く?」
クロガネ)「まぁあいつは昔からこんな感じじゃ」
ロー)「…」
画面には焦ってるアヤの体に入ってる女
そしてそれを見てずっと笑ってるアヤが入ってる女
対象的な2人だ
アヤは焦る女に笑って声をかけた